クラフトが福島県で付け替え請求。集中率の仕組みはもう限界?

クラフトも付け替え請求を行っていたことが明らかになりましたね。

クラフトも「付け替え請求」

クオール・アイセイに続いてこれで3件目でしょうか。

クオール薬局に続いてアイセイ薬局も。不正?付け替え?経営努力との境界線

2017.08.07

クラフトは、さくら薬局という名称で600店以上を経営する大手チェーン薬局の会社です。

以前から、大手がもう1社ニュースになるという噂は聞いていたので特に驚きは無いのですが、やはりこのタイミングでしたね。

まだ詳しい内容を把握していないので何とも言えませんが、やはり集中率によって基本料が変わる仕組みは限界なのかもしれません。

精度設計の問題なんていう話も出ています。

これは昨日の記事で少し書いたように、本当に集中率という仕組みが無くなるかもしれません。

調剤報酬改定の議論スタートに思うこと

2017.10.27

そんなことを考えていてふと思い出したのですが、ちょうど前回の調剤報酬改定後に、集中率なんて意味が無い的な記事を書いていたんですよね。

集中率は望まれている形でなくても下げられる

前のブログなので、一部抜粋して貼り付けてみます。

そもそも、集中率という数字が面分業を評価するのに適しているのかも微妙な気がします。頑張って面で受けようとしていなくても、2つの医療機関をメインで受ければ集中率っていっきに下げられるんですよね。

例えば、整形外科って目の前に薬局を作っても採算が合わないことが多いですよね。なので、いわゆる門前薬局がない整形外科って結構あります。

でもそれなりには院外処方箋を出すので、その処方箋は一番近い薬局に流れます。すると、その薬局も別の医療機関の門前薬局だと思うので、整形外科の処方箋のおかげで集中率は結構下がります。

こんな感じで、望まれている形じゃなくても集中率が下がる場合ってたくさんあると思います。

そんな集中率を調剤基本料の引き下げの条件に使うよりも、もっと良い数字ってあると思うんですよね。

例えば、複数の医療機関の処方箋を持って来ている患者さんの人数か割合を条件にするとか。

なんか文章が若いですね(笑)

改めて読んでみると、まあまあ的を得ている気がします。自分で言うのもなんですが(笑)

要するに、集中率という数値は国が進めようとしている面分業を測るのには適していないっていうことです。

さすがに付け替え請求まで予想はしていませんでしたが、集中率を無理やり下げる方法は色々あるからです。

集中率の代替案

その代替案として挙げているのが、「複数の医療機関の処方箋を持ってきている患者さんの人数か割合を条件にする」。

ん〜微妙ですね(笑)

これだと、かかりつけとしての指標にはなっていますが面分業という意味では指標にならない気がします。

まあかかりつけも面分業もこれからの薬局には求められていますので、その2つの最大公約数を考えるとしたら・・・

1ヶ月の間に処方箋を受け付けた総医療機関数

こんな感じでしょうか。

これなら、複数の医療機関から処方箋を受け付ける薬局は在庫コストが高くなるから・・・といった部分も考慮されている気がします。

基本料に差をつける必要はあるのか?

ただ以前から思っているのが、そこまでして基本料に差をつける必要があるのか?ということです。

基本料は、全ての患者さんに関わる料金です。

かかりつけ薬剤師指導料100件による特例が顕著ですが、それによって基本料が高くなることで、それに関わっていない患者さんまで料金が高くなってしまいます

後発医薬品の加算もそうですよね。

その準備体制を整えるのにお金がかかるというのも間違いではないのですが、もう少し良い方法があるような気もします。

いっそのこと、基本料は一律にして、他の部分でそれに関わる患者さんだけ加算が付くような形の方が良い気がするんですけどね。

まさにかかりつけ薬剤師指導料のようなものになってしまうのですが(笑)

まとめ

何はともあれ、集中率という仕組みはもう限界で、しかも不正の温床になっているのは間違いありません。

個人的には、もう集中率なんていう仕組みは無くして、かかりつけという結果に加算を付けていく形で良いと思います。

面分業っていうのも、目的ではなく手段ですからね。

それによって、薬の重複などを防いだり、患者さんや国にメリットある行為をした場合に加算を付ければ良いだけな気がします。

準備体制を整えるのは各々勝手にやってくれって話です(笑)

ひとまず、次の調剤報酬改定まであと5ヶ月。出来る限りの備えをしていこうと思います。

クラフトは早くこの件に関して自主的に発表してください(笑)

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