調剤報酬改定の議論スタートに思うこと

いよいよ、2018年度診療報酬改定の議論がスタートしました。

まず口火を切ったのは財務省で、10月25日の財政制度等審議会・財政制度分科会で2%半ば以上のマイナス改定が必要と提案しました。

調剤報酬についても「全体として、水準を十分に引き下げる」ことを求めました。

まあここまではいつものことで、選挙後に財務省が厳しいことを言うのはお決まり。今回はこのタイミングなので、ちょうど診療報酬改定に絡んだ部分もあると思います。

ここからが本番で、厚労省を交えた議論と政府与党内での調整で、どこまでプラス方向に持っていけるかです。

とは言っても、今回の調剤報酬改定が薬局にとって厳しいものとなりそうなことは資料を見ると分かります。⇒社会保障について②(各論)(PDF重いです)

会社でもこの資料が話題に上がっていました。

「集中率が~」「後発が~」「かかりつけが~」などなど色々な話が聞こえてきます。慌てて調剤報酬改定のセミナーに出ようとしてる人もいました。

でも、ふと思ったんですよね。

「方向性は変わってないよね?」

国が定めた方向性は変わってない

「水準を十分に引き下げる」など強い言葉が使われています。集中率による基本料引き下げの範囲を拡大し、後発の加算条件をさらに厳しくする。

確かに薬局で働いている人からすると厳しい言葉が並んでいるわけですが、ただ方向性としては前回の調剤報酬改定から変わってないと思うんです。

後発医薬品を調剤する

かかりつけ薬剤師を目指す

面分業を目指す→集中率の低下

在宅に関わる

地域医療に参画する

この辺りは前回の調剤報酬改定から言われていることで、今回もそこまで大きく変化はしていないと思うんですよね。あくまで、尺度としてさらに厳しくするよっていうだけです。

前回の調剤報酬改定からどれだけ努力できたか

つまり、結局は前回の調剤報酬改定からどれだけ努力できたか。国としての方向転換にどれだけついてこられたかが問われているのだと思います。

今回の報酬改定でまた方向性が大きく変わるようなら自分も大騒ぎするのですが、今のところはそんなことも無さそうです。

それなら、今まで通り後発医薬品を調剤して、かかりつけ薬剤師を目指し、他病院の処方箋を積極的に受付、在宅に出て、地域医療に参画する。これらの努力を続けるだけです。

ま、もっと頑張らないといけないなっていう気持ちにはなりましたが(笑)

引き下げの尺度は成り行き次第

正直、調剤報酬は下がると思います。これは皆思っていますよね。色々と不祥事もありましたから(笑)

じゃあどれくらい引き下げられるのか。それはもう成り行き任せです。というか、悩んだって仕方ないじゃないですか(笑)

それに関して、もう現場から何か出来るわけでもない。判断材料はもう出揃ってる。今から出来ることは無いんです。

大切なことは引き下げの尺度に一喜一憂することではなくて、今まで通りの方向性で出来ることをやるだけだと思うんです。(その方向性が正しいのかどうかは、また別の議論です笑)

悩んでも仕方ないことに悩むのは時間の無駄ですからね(笑)

まとめ

そんなわけで、今回の財務省の報告を受けて感じたことを書いてみました。

ほんと、まだ慌てるような時間じゃないですよ(笑)

自分はもう少し厳しいことを言ってくるんじゃないかと思っていました。

後発は加算材料じゃなくて減点材料になると思っていたし、かかりつけ以外は歴管が取れなくなるんじゃないかと思っていました。

今後の議論を通してどうなっていくかは分からないですが、この位ならまだ耐えられるレベルかなと。

どっちにしろこの1年半と方向性を変える必要は無いであろうことは分かったわけですし、今まで通り努力を続けて詳細が決まるのを待とうかと思います。

どうせあと2ヶ月もすれば細かいことも決まってきますからね(笑)

ほんと何度も言いますが、悩んでも仕方のないことに悩むのは時間の無駄です。

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