薬局の会計は事務?薬剤師?お金って汚いの?

先日のセルフレジ導入の記事で、会計を薬剤師がするか事務がするかという内容を少し書きました。

薬局へのセルフレジの導入を検討

2017.10.09

べつに会計を薬剤師がしなくてはいけないなんてルールはどこにもなくて、全ては会社や薬局次第。

自分の感覚としては、薬剤師が会計する薬局が7割、事務が会計する薬局が3割といったところでしょうか。

事務が会計をする理由としては、薬剤師は調剤や投薬、薬歴といった業務に集中するため。それ以外の業務は出来るだけ事務がするという薬局の方針だと思います。

ほとんどがこの理由なわけですが、これ以外に1つだけ会計を事務がする理由を聞いたことがあります。それは、

患者さんに「お金を触った手で薬を触ったら汚いだろ!!」と怒られたから

というもの。

そんなわけで今回は、お金って本当に汚いの?といった内容の記事になります。

お金は本当に汚いの?

そもそも薬はシートに入ってるので問題は無いはずなのですが、取り合えずそんな理屈は置いておいて、お金は本当に汚いのかを調べてみます。

単純に汚いと言っても、お金の汚いには2つのパターンがあります。

お金に付いてる雑菌が汚い

硬貨の金属が手に付くと汚い

この2つのパターンをそれぞれ見てみます。

お金に付いてる雑菌

お金に付いてる雑菌に関しては、衛生微生物研究センターによって日本のお金の調査がされています。

結果としては、

硬貨は人間の手よりも雑菌が少ない

紙幣は人間の手よりも少し雑菌が多い

となっています。

なぜ結果をこんな大雑把に書いたかというと、これがただのプレスリリースだからです(笑)

どの程度の信ぴょう性なのか分からないため大雑把に書きましたが、結果自体はまあ納得のいくものです。

微量金属作用

銅には、微量金属作用という金属イオンが細菌の活動を抑える効果があります。

1円玉を除く硬貨は70%以上が銅から出来ているため、この微量金属作用によって雑菌の活動が抑えられているのではないかという推測です。

また、紙幣は微量金属作用が無いばかりでなく湿りやすいため、雑菌が繁殖しやすい環境が整っていると考えられます。

こういったことを踏まえると、衛生微生物研究センターの調査結果もある程度妥当なのではないかと考えられます。この微量金属作用については結構研究されているので、調べてみると面白いです。

硬貨の金属が手に付くと汚い

一般的に効果を手で触ると、汗などで金属が酸化して手に付着すると言われています。硬貨を大量に触った後は手が金属っぽい臭いがすることありますよね。

金属が口から体内に入ってしまうとアレルギーを起こす可能性がありますし、量が多いと過剰摂取となって何か症状が出てくる可能性もあります。これはハッキリいって、雑菌が体内に入るよりも危険です。

そういった意味では、お金の雑菌を気にするよりも硬貨の金属が手を介して口から入ってしまわないように気を付ける必要があるのかなと思います。

結論:硬貨の金属には気を付けるべし

以上のことから結論としては、「お金に付いてる雑菌にはそんな気を使う必要は無いけど、金属が口に入らないように硬貨を触った後は手を洗おう」となりました。

じゃあ「お金を触った手で薬を触ったら汚いだろ!!」と言われたら薬剤師じゃなくて事務が会計をしないといけないのか?

冒頭でも書いたように、薬はシートに入ってるのでまず問題無いですよね。お金に付いてる雑菌は気にするほどではないし、硬貨を触った後は毎回手を洗えば問題ない。

じゃあ会計は薬剤師で良いか・・・とはならないのが接客業の辛さです(笑)

理論的には正しくても、その理論が相手に通用するかどうかはまた別の問題。理論が通じない場合には妥協して相手に合わせないといけない場合もあります。

というわけで、ケースバイケースといったところでしょうか。なんともまとまらない(笑)

最後に

なんともまとまらない記事でしたが、最後に一言。

「お金を触った手で薬を触ったら汚いだろ!!」とか言ってるけどあなた・・・

硬貨触った指を舐めて紙幣数えてますからあああああ!!!!!

いくら皮脂が無いからといって、指を舐めるのも程ほどに。

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