薬局へのセルフレジの導入を検討

なんとなく学会発表のようなタイトルを付けてみました(笑)

皆さんの薬局ではセルフレジ導入してますか?

セルフレジ

自分はまだセルフレジ未経験です。というかセルフレジを導入している薬局をまだ見たことがありません(笑)

ただ、つい先日近所のスーパーにセルフレジが導入されたんです。で、これは良いぞと思ったんですよね。高いだろうけど薬局に導入すればメリットが大きいだろうなと。

そんなわけで今回は、セルフレジを薬局に導入するメリット・デメリットを自分なりに考えて書いてみようと思います。

メリット:お金を出すのを待つ時間が減る

セルフレジのメリットはなんといっても業務量の削減です。レジ業務にかけていた時間を別の業務に当てることが出来ます

さらに、このメリットは高齢者に対してより大きくなります。というのも、高齢者は財布からお金を出すのに時間がかかるからです。それによってレジ業務に取られる時間も大きいです。

薬代を伝えたけど、患者さんがお金を出すのに時間がかかってその間は立ったまま待ちぼうけ。そんな光景をよく見ます。

これは別に高齢者が悪いとかではなくて、単なる事実です。

その待ちぼうけの時間を、セルフレジを導入することで無くすことが出来ます。 投薬が終わったらセルフレジでの会計をお願いする、それだけです。

薬局によっては事務さんに会計をお願いするところもあると思いますが、それだと事務さんに業務を押し付けているだけであって業務量の軽減にはなりません。

薬剤師に業務が偏り過ぎてる薬局なら良いですが、そうでなければ根本的な改善にはならないと思います。

デメリット

①患者さんとのコミュニケーションが減る

薬とは関係ないのですが、会計の時間も患者さんとの貴重なコミュニケーションの時間と言えます。会計時の何気ない会話が患者さんとの信頼関係を築いている場合もあるかもしれません。

そういった時間が、セルフレジを導入することによってゼロになってしまうことはデメリットといえます。

患「財布重くなっちゃったから細かいお金出していって良いかしら?」

薬「良いですよー!なんだったら小銭全部置いていっても良いですよー!」

この何気ない会話が患者さんとの距離を近づけてくれる場合もあります。

②お金がかかる

セルフレジは単純に高いです。お金がかかります。

どこまでをセルフにするのか。セミセルフレジなんていうのもあります。

薬局で導入するとしたらセミセルフレジになると思いますが、それでも100万は下回らないでしょう。その金額でも問題無い程のメリットがあるのか。かなり難しいところだと思います。

セルフレジとセミセルフレジの違い

スーパーやコンビニをイメージしてもらえれば分かりやすいのですが、

・商品のスキャンは店員が行い、お金の支払いだけ機械で行う。→セミセルフレジ

・商品のスキャンも自分で行う。→セルフレジ

このような違いがあります。

薬局ではそもそも商品のスキャンがありません。投薬が終わったら会計をするだけなので、セミセルフレジで十分かと思います。(OTC購入時は工夫が必要)

③セルフレジを使えない高齢者がいる

そもそもの問題として、高齢者がセルフレジを使えない可能性があります。

高齢者が財布からお金を取り出す時間を有効活用したくてセルフレジの導入を検討したのに、その高齢者がセルフレジを使えないのでは本末転倒です(笑)

近所のセルフレジを導入したスーパーを見ると、導入当初は全てのセルフレジに説明する人が付いていました。説明を受けて次回以降は一人でセルフレジを使える人がほとんどなのですが、中には説明を受けても全く使えない人がいるんですよね。

そういう人は次回以降、念のため残してあった通常のレジで会計をしてもらうことになりました。

このスーパーを見る限り、全ての人にセルフレジを利用してもらうことは現実的に厳しそうです。

さらにいえば、セルフレジを使うのが面倒だからという理由で別の薬局に行ってしまう患者さんもいる気がします。

そういう意味で、どれだけ多くの人がセルフレジを使用することが出来るか、というのも導入を検討するうえで大きな要素になりそうです。

まとめ

以上、薬局にセルフレジを導入するメリット・デメリットについて自分の考えをまとめてみました。

・患者さんが財布からお金を出すのをただ待っている時間を有効活用できる。

・患者さんとのコミュニケーションの時間が減る。

・高い

・そもそもセルフレジを使えない患者さんがいる可能性

以上のような理由から、個人的にはメリットも大きいだろうけどデメリットの方が大きいだろうなと考えました。特に3つ目のデメリットである「セルフレジを使えない高齢者がいる」というのが大きいです。

この使えない高齢者の割合が大きい程メリットは小さくなってしまいます。毎回のように使い方を質問されたりしたら、今まで以上に時間がかかってしまう可能性もあります。

ただ、めちゃくちゃ混んでる大学病院の門前薬局などでは、もしかしたらメリットの方が大きくなる薬局もあるかもしれません。敷地内薬局にも同じことが言えそうです。

そういう薬局の経営者は一度検討してみても良いかもしれません。

あのお金を出すまでの待ち時間、めちゃくちゃ不毛ですからね(笑)

 

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