新人薬剤師は薬局内で1番になれる分野を作れ!

 

以前に、初めての職場で気を付けるべきことはKYであるという記事を書きました。

初めての職場でまず気を付けるべきことはKY

2017.06.07

この記事がまあまあ読まれています。

自分のブログって薬剤師の中でも結構立場が上というか、管理薬剤師くらいの立場の人向けの記事が多いんですよね。でもこの記事が読まれるってことは、新人薬剤師向けの記事もそれなりに需要があるんじゃないかと思ったわけです。

そんなわけで、今後は新人薬剤師向けの記事も書いてみようかなと思っています。

さっそく第1弾は、「薬局内で1番になれる分野を作れ!」です。

まず大切なのは、対等な一人の人間として認められること

新人薬剤師として働き始めると、分からないことばかりですよね。分からないことは先輩に聞いて、また分からないことは先輩に聞いて、そうして色々と勉強しながら成長していく。

それが普通です。

でも勘違いしてほしくないのが、その職場において薬剤師としては先輩後輩の関係ですが、一人の人間としては対等っていうことです。あくまでも先輩後輩の関係っていうのはその職場においてだけ。一歩譲っても飲み会までです。

その職場に少し長くいて経験があるだけで、職場から出た途端にクソみたいな先輩はたくさんいます。周りにもいませんか?数人は思い浮かびますよね?笑

それなのに、いつも教えてもらってばかりだと、なんとなく人間としても劣っているような錯覚に陥ります。先輩も、いつも教えてあげているので、なんとなく人間としても自分が上のような錯覚に陥ります。

この人間としても上下関係があるような錯覚が様々な問題を引き起こします。

パワハラ・モラハラもこの錯覚が原因

自分は、職場で度々問題となるパワハラやモラハラもこの錯覚が原因ではないかと考えています。

本来、一人の人間としては対等だと心から思っていればパワハラとかモラハラなんて起こらないと思うんですよね。

「俺の方が上だ~」って過度に上から接したり、「自分はダメなんだ~」って変に下から接してしまうことで、それがヒートアップしてパワハラやモラハラになってる気がします。

一人の人間として認められるために

というわけで、職場の先輩達に一人の人間として対等に認められるためにはどうすれば良いか。

職場では先輩後輩の関係でも一人の人間としては対等なんだっていうことをキチンと分かっている先輩であれば良いのですが、世の中そんな良い先輩ばかりではないですからね。多少の努力は必要です。

色々と方法はあると思いますが、自分が一番有効だと思うのは「この分野はあいつが一番だ!」と認めてもらえるような分野を持つことです。

あくまで体感として、何か一つでも認める部分がある人に対しては対等に接するものの、何一つ認められる部分が無い人に対しては上下関係で接してしまう人が多い気がします。

そんなこといっても、「何年も先輩の人がいる職場で自分一番になれる分野なんて無いよ!」って思いますよね。

全然そんなことありません。

よく考えてみれば意外にあるものですし、自分が気付いてないだけですでに一番になってる分野だってあるかもしれません。

実際に自分が新人のときに、頑張って一番と認められた分野を例として挙げてみます。

新薬に関する知識

これが一番間違いないです。新薬の知識

すでに発売されている薬に関する知識は、どうしても経験の差が出てきます。

でも新薬の場合は別です。勉強するかしないか、先輩も後輩もスタートラインは一緒です。

さらに言えば、若い人ほど新しい知識の吸収が早い気がします。やっぱり脳が衰えていくんですかね(笑)

そんなわけで、新薬の知識は先輩薬剤師よりも詳しくなれる絶好の分野なわけです。新しく発売になった薬が突然処方された時、慌てている先輩薬剤師にドヤ顔で色々教えてあげましょう(笑)

漢方の名前と番号

これは、まっっっったく役に立たなかったですね。それなりに大変だったのに(笑)

ツムラの漢方を、1番は葛根湯、2番は葛根湯加川芎辛夷、3番は乙字湯って黙々と覚えていったんですよ。そんな頻繁に漢方が処方される薬局でもないのに(笑)

ごく稀にありません?患者さんが「ツムラの何番を飲んでる!」って言って併用薬を教えてくれるとき。

もちろん調べれば分かるんですけど、覚えてた方が早いじゃないですか。だから頑張って覚えたんですよね。もうほとんど忘れましたけど(笑)

まあ大事なことは、自分は漢方の番号と名前を覚えてるんだぞ!っていう自信を無駄に持つことです。そうすることで自分は人間として下なんだっていう錯覚をしないで済みます。

粉薬を調剤するスピード

これは事実として、一番早かったんですよね。

新人の頃、最初は投薬をさせてもらえなくて調剤ばっかりでした。これは薬局の方針もあるかと思います。なので自然と調剤、特に粉薬を調剤するスピードが速くなったんですよ。

これが結構大きな自信になってましたね。先輩薬剤師も褒めてくれてました。

今だったら「どうせ近いうちに調剤なんてしなくなるんだから速くても意味ないよ!」とか言っちゃいそうですが(笑)

まとめ

こんな感じで、何か一番になれる分野を見つけて職場内で認められること。そして自分に自信を持つこと。これが、新人薬剤師として仕事をしていくうえですごく重要になります。

一人の人間として認められて対等に接してもらえれば、コミュニケーションもスムーズですし仕事をしていてストレスも少なくなると思います。

逆に対等に接してもらえないと、ストレスは多いし仕事をしていても楽しくないと思います。パワハラやモラハラなど理不尽な圧力を受ける可能性も高くなりますしね。

勘違いしてはいけないのが、これは一人の人間としては対等というだけで、職場における先輩後輩の関係はキチンとあるということです。自分に自信があるからといって、いきなり先輩にタメ語で話すようなことはやめましょう(笑)色々と上手くいかなくなります(笑)

以上、新人薬剤師の方に少しでも参考になれば幸いです。

コメントを残す