コムクロシャンプーがいよいよ発売!使用方法や添加物など気になる点をまとめます。

いよいよ明日11日にコムクロシャンプーが発売になります。
薬価収載されたのが5月末ですから、少し待たされましたね。

初めてのステロイド含有シャンプー剤ということで、気になっている方も多いかと思います。

自分も調べてみた感じ、

「大丈夫かこれ?」

というのが正直な感想でした。

そんなコムクロシャンプーについて、使用方法や添加物など気になる点をまとめておこうと思います。

コムクロシャンプー開発の経緯

コムクロシャンプーは、クロベタゾールプロピオン酸エステルを0.05%含有しています。
クロベタゾールプロピオン酸エステルといえばデルモベートですよね。

デルモベートといえば、すでにデルモベートスカルプローションというローション剤があります。

では何故、改めてシャンプー剤を開発したのでしょうか。

それはQOLの改善と副作用の軽減が目的にあります。

尋常性乾癬では、患者の約76%で頭部に皮疹が認められています。
しかしながら、頭部に症状を有する患者の多くは現在の治療に対する満足度は低く、QOLもしているという報告があります。
また、頭部は薬剤の経皮吸収率が高く、ステロイド外用剤による皮膚萎縮等の局所性副作用に注意が必要な部位です。

具体的には、デルモベートスカルプローションの副作用発現率は2.3%とそこまで高くないですが、他の部位と比べて頭部に関してはなかなか症状が落ち着かず、フケや匂いが酷くQOLが低下するという問題があったからです。

コムクロシャンプーの特徴

では、コムクロシャンプーによってQOLの改善や副作用の軽減は達成されるのでしょうか。
まずはその特徴を見てみようと思います。

コムクロシャンプーの使用法

まず使用法ですが、1日1回、乾燥した頭部に適量を塗布し、約15分後に水またはお湯で洗い流します。
この塗り薬を短時間だけ塗布して洗い流す用法をショートコントロールセラピーと言いますが、これは以前にディフェリンゲルでも行ってる医師がいた用法ですね。
主に副作用の軽減を目的としています。

実際にコムクロシャンプーでは第Ⅲ相臨床試験において副作用は認められなかったそうです。
対象は78例ですが、これはデルモベートスカルプローションと比較して軽減されてますね。

QOLの改善に関してはちょっと難しいところ。症状の改善に関してはプラセボと比較して有意差が出ているみたいですが、それとQOLの改善はまたちょっと違う話ですからね。
正直使ってみないと何とも言えない気がします。

コムクロシャンプーの気になる点

①添加物

今回コムクロシャンプーを調べてみて気になったのが添加物です。

添加物:エタノール、ヤシ油アルキルベタイン液、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、pH調節剤

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム界面活性剤です。

尋常性乾癬の患者さんはよくシャンプーに迷うわけですが、できるだけ界面活性剤の含まれていないシャンプーをお勧めすることが多いです。
界面活性剤は泡立ちを良くして洗浄力を上げますが、肌に刺激にもなります。

尋常性乾癬の患者さんの場合、その刺激によって症状が悪化したり、フケが酷くなることがあります。

医薬品として承認されているわけなので問題ないんだろうとは思いますが、その点は患者さんをフォローしていく必要があるかと思います。

②15分の待機時間

この薬の使用法は、塗布して約15分後に洗い流すとされています。

15分も何してます?笑

普通に考えたら、取り合えずお風呂の入る前にコムクロシャンプー使って、湯船に浸かって15分くらいしたら洗い流そうかな~とか思いますよね。

でもこの薬、待ってる間湯船に浸かるのはあまり良くないみたいです。
なんでかって、汗をかくと汗と一緒に薬が顔に垂れてきて、目に入ったり瞼につく可能性があるから。

なかなか面倒くさい薬だな?笑

これからの季節、ただ部屋にいるだけでも汗かきますからね。

どうやって使おうか。
やっぱり洗面所で15分待機するのが良いですかね。
歯磨いたり、男の人なら髭剃ったりしてる間に15分くらい経ちますからね。

まとめ

こんな感じで、副作用はしっかり軽減されているみたいですが、QOLの改善に関してはどうなんだろう?っていう疑問の残るコムクロシャンプー。

シャンプー剤なんて今までにほとんど無かったですからね。なかなかイメージが沸きません。

処方された患者さんから上手く情報収集しつつ、理解を深めていけたら良いなーと思ってます。

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