「武田」というブランドを押し売りするMR。薬局をなめてるんですか?

まだ最近のことなので覚えている方が多いと思いますが、2017年6月にミカルディスのジェネリックが発売されました。

久しぶりの大型医薬品のジェネリックということで、配合錠含め24社105品目が承認を取得しています。

その24社の中に、今回が初めての薬価収載品発売となる「武田テバ」があります。(4月20日に男性型脱毛症用薬『フィナステリド錠0.2mg・1mg「武田テバ」』は発売済み)

発売にあたって武田テバのMRが自分の薬局に来たわけですが、あまり良い思いをしませんでした。

今回はその、あまり良い思いをしなかった出来事を記事にしようと思います。

武田テバとは

武田テバは、武田薬品工業株式会社テバファーマスーティカル・インダストリーズ・リミテッドが2016年4月1日に設立した合弁会社です。

主にジェネリック医薬品を取り扱う武田テバファーマ株式会社と、武田薬品から継承した長期収載品を取り扱う武田テバ薬品株式会社の2社で構成されています。

この日本トップの製薬メーカーと世界トップの後発医薬品メーカーが共同で起こした武田テバですが、今後はテバがインドや東欧に持つ工場で医薬品を製造し日本で販売していくことで製造コストを抑えていくとのこと。

数量ベースで2022年をメドに1割程度を海外で製造する見込みとのことです。

たまに患者さんで「日本で作られた薬でないと嫌だ」という方いらっしゃいますので、そういった方には注意してお渡しする必要がありそうです。

武田テバのMRが酷かった

で、今回ミカルディスのGEであるテルミサルタン錠「武田テバ」を発売するということでMRが薬局に回ってきました。

「武田テバ」という会社がまずどういった会社で武田のグループ内でどんな位置づけになるか、などの説明の後にテルミサルタン錠「武田テバ」の売り込みに入るわけですが、その時の謳い文句が

「武田という名前の付く初めてのジェネリックです。」

これでもかってくらいに

「武田という名前の付く初めてのジェネリックです。」

を連呼してきます。

製剤の特徴についての説明はほとんどありませんでした。

割線が~とか何か言ってたような気もしますが、最後には結局

「武田という名前の付く初めてのジェネリックなんでよろしくお願いします!!」

と言って去っていきました・・・

薬局なめてるんかい!!!

ジェネリックの採用基準

最近では各メーカー製剤上の工夫に力をいれていて、先発よりも良い薬なんじゃないか?っていうジェネリックも増えています。

薬局側も、ただメーカー名であったり納入価で採用を決めるのではなく、少しでも患者さんのためになる工夫がされているかどうかで採用を決めているところも多いと思います。

それなのに、今更「武田という名前の付く初めてのジェネリックなんで・・・」なんて言われても、

って感じなんですよね(笑)

結局、別のメーカーのジェネリックを採用しましたよっと。

患者さんはメーカーを気にするのか?

そもそも、患者さんはあまり薬のメーカーについては気にしていないと思います。

今まででメーカーの希望を言われたのは1回だけ。

その人は「親戚がそのメーカーで働いている」とのことでした。

メーカーの希望よりも、どこの工場で作られた薬かを気にする人の方が多いです。

そういう人はだいたい国産かどうかを気にしていて、さらに言えば中国の工場で作られていないかを気にしています。

実は作られた工場を調べるのって一手間かかるんですけど、最近はほとんどが国内の工場で作られていますね。

原薬レベルになると海外から輸入しているものも多いですが、そこまでは患者さんには話さないですからね・・・

そんなわけで、患者さんはジェネリックのメーカーについてはそこまで気にしていません。

それなのに、武田のブランド力で推し進めようというのはお門違いって話なわけです。

まとめ

以上、武田テバのMRにイラっとした話でした。

武田って名前を出すだけでどれだけ売れると思ってるんですかね。

というか、真面目に患者さんのことを考えて採用を決めてる薬局に対して失礼じゃないですかね。

なんか薬剤師のことバカにしてるのかな~何も考えずにメーカーで採用を決める時代ではないんだけどな~

そんなことを考えてしまいました。

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