食生活アドバイザー試験について。独学におすすめの参考書は?

前回の記事では食生活アドバイザーという資格について書きました。

食生活アドバイザーとは~他資格との違いなど~

2017.05.26

今回は食生活アドバイザー試験について。

試験の受験者は毎年増えているようなので、新しく試験を受ける方向けに試験のことを記事にしておこうと思います。

食生活アドバイザー試験とは

食生活アドバイザー試験は、年に2回行われる食生活アドバイザーになりたい方のための試験です。

受験資格などは何も無く、希望して受験料を支払えば誰でも受けることができます。

食生活アドバイザー試験の範囲

資格には3級と2級があり、試験の出題範囲はどちらも共通で

①栄養と健康・・・健康になるための三大要素と言われる栄養、運動、休養のそれぞれの観点から健康管理の基礎を学習する。

②食文化と食習慣・・・一汁三菜の献立、正月や節句などの行事の際に作られる行事食、各地に伝えられる郷土料理など、伝統的な食文化を学習する。

③食品学・・・JAS法で義務づけられている食品表示、有機農産物や遺伝子組み換え食品の表示、栄養成分表示などについて詳しく学習する。

④衛生管理・・・食中毒や残留農薬、食品添加物の正しい知識を身に付け、また、食品の安全性を確保する手法のHACCPについて学習する。

⑤食マーケット・・・生産された商品が消費者の手に渡るまでの流通の役割、流通経路の多様化、日本的商慣行の見直しについて学習する。

⑥社会生活・・・インフレとデフレ、円高と円安など、身近な経済や環境問題などについてじっくりと学習する。

の6科目からの出題になります。

じゃあ3級と2級で何が違うのかというと、3級では「消費者」の立場から食生活を見直すことを目的としており、2級は「食を提供する立場」から食ビジネスの視点が要求される実務的な内容となっています。

食生活アドバイザー試験の時期

食生活アドバイザー試験は1年に2回、7月と11にあります。

2017年は第37回が7月9日、第38回が11月26日となっています。

11月を逃してしまうと、翌年の7月まで8ヶ月も間隔が空いてしまうというバランスの悪さなんです。

3月くらいにも試験してほしいですよね(笑)

食生活アドバイザー試験の合格点と合格率

合格点

3級:選択肢50問(1問2点)、60/100で合格。
2級:選択肢42問(1問2点)、記述式13問(1問3点)、74/132で合格。

2級は132点満点という、なんとも中途半端な数字です(笑)

以前はホームページには60%で合格としか書いておらず、1問何点なのかも何点満点なのかも書いてありませんでした。めちゃくちゃ不便ですよね(笑)

最近ではしっかり書いてくれるようになったので、安心して試験に臨めると思います。

合格率

<第35回>
3級:51.2%
2級:17.9%

<第36回>
3級:56.6%
2級:26.4%

合格率はホームページ等で発表されないので、自分が受験した回の数値です。

しかし参考書などには

3級:65
2級:35

と書かれています。

実際の試験結果の方が合格率が低いですよね。しかも結構違う(笑)

自分も最初は驚きました。思ってたより全然難しかったんです(笑)

特に2級は4人か5人に1人しか合格しない確率なので、それなりの準備をして臨んだ方が良いと思います。

35%にダマされないでくださいね~笑

食生活アドバイザー試験の勉強にオススメの参考書

オススメの参考書を聞かれることが結構あるのですが、もう答えは一択です。

『公式テキスト』

この公式テキストの他にも、ユーキャンや他の会社が出した参考書が何種類かあります。

しかし、断然この公式テキストがおすすめです。

食生活アドバイザー試験を実施している団体が行っている合格講座で使用しているテキストで、なんといっても、試験に出る内容はほぼ載っています。

逆に言えば、このテキストから問題を考えてるんじゃないかって思えるレベルです(笑)

実は、自分は第35回の2級試験を、ユーキャンのテキストで勉強して落ちてるんです。

ほんとテキストに載ってなかった内容の問題が多くてですね。

例えば2級の記述式問題。

・時知らずの別名を漢字2文字で何というか。→無季

・食品衛生の7Sのうち、整理・整頓・清掃・殺菌・清潔・躾、あと1つは何か→洗浄

・かごやワゴンになげこみで入れて商品を見せる陳列→ジャンブル陳列

・マグロなどの魚を、刺身など作りやすい大きさに切った切り身の数え方→

これらの内容、ユーキャンのテキストには載ってなかったのに、公式テキストには全て載っているんです。

そのことに気付いた時には「ユーキャンのテキスト買って損した~!!」と思いましたね(笑)

第36回には公式テキストで勉強して臨んだので、無事に合格することが出来ました。

というわけで、断然『公式テキスト』をオススメします。

食生活アドバイザー試験は独学でも合格可能か?

最後に、独学でも合格可能か?について。

はっきりいって、独学でも十分に合格可能です。

ちょっとインターネットで検索しただけでも、独学で合格した人のブログ記事がいくつも出てきます。

ただそれらの記事を見てみると分かりますが、独学で合格した人って3級ばかりなんですよね。2級に独学で合格した人はなかなか出てこない。

「じゃあ2級は独学だと無理なのか?」

決してそんなことはありません。

事実、自分は独学で合格しています(笑)

ただ条件があって、それはやっぱり公式テキストを使って勉強するっていうことだと思います。

公式テキストの現物を見てみると分かりますが、他の参考書と比べると明らかに分厚いです。

内容を見ても、本当にこんな細かい内容まで勉強する意味あるのか?ってことまで書いてあります。

ただ前述の通り、そういった細かい内容がちゃんと試験に出るんですよね(笑)

なので、3級であれば何の参考書を使おうが独学でも合格可能でしょうが、2級は『公式テキストで勉強すれば』という条件付きで、独学でも合格可能というのが自分なりの結論です。

まとめ

以上、今回は食生活アドバイザー試験について簡単にまとめてみました。

この記事を読んで、少しでも食生活アドバイザーという資格に興味を持ってくれる人が増えること、そして、試験を受けようと思っている人の参考になれば良いなと思っています。

何か知りたいことなどあればお答えしますので、お気軽に連絡ください!

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食生活アドバイザー試験の参考になるような記事をいくつか書いてるので、もし気が向いたら読んでみてください。⇒食生活アドバイザー

3 件のコメント

  • 初めまして。
    私も薬剤師で、横浜市内の調剤薬局で働いています。食生活アドバイザーの資格に興味を持ち、普段の生活や服薬指導に生かせればと思い、色々検索していたら食アド薬剤師さんのブログを発見したので、最近読ませていただいています。
    そこで質問なのですが、実際この資格を取ることで、薬剤師としてどのくらい活用できていますか?

    • 初めまして。
      コメントありがとうございます。
      実際にこの資格がどの程度薬剤師としての仕事に活かせるかですが、服薬指導であったり、かかりつけ薬剤師、健康サポート薬局に必要な健康相談。この辺りには食生活の知識を活かせていますが、それは別に勉強さえすれば資格を取らなくても良い話ですよね。栄養士レベルの知識なら、薬剤師はちょっと勉強すればすぐ習得できます。
      資格そのものが活きる場面というのは、「食生活アドバイザー」の資格を名乗ることで患者さんの相談が増えることです。やはり資格を持っていると、患者さんは相談しやすいみたいですね。そういう意味では、患者さんが薬に限らず食生活の相談をしやすい状況をつくるという点で、資格を取ったことは役に立っているんじゃないかと思います。

      • ご返信ありがとうございます!
        なるほど、、、やはり資格を持っていることで患者さんが相談してみよう、と思ってもらえる機会が増えるということですね。自分の食生活の見直しとしてもこの資格は取ってみようと思います。
        ありがとうございました!!
        これからもブログ楽しく読ませていただきます!

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